炭素って、なに?
炭素(たんそ)は、いろいろなものの材料になる元素です。
たとえば、
- 木
- 紙
- 鉛筆の芯
- ダイヤモンド
- 人や動物の体
これらには、すべて「炭素」が使われています。「え?ぜんぜんちがうものじゃない?」そう思いますよね。
でも炭素は、ほかのものとつながり方を変えることで、まったくちがう姿や役割になる元素なのです。
この図鑑では、そんな炭素を“つながる力を持ったキャラクター”として描いています。
炭素のかたち(成長段階)
炭素は、水素やヘリウムのように、単体でその性質が完結する元素ではありません。誰と、どんなふうにつながるか。その組み合わせによって、まったく別の性質を見せるのが炭素です。
この元素キャラ図鑑では、炭素を 「はじまり」と「完成」2つのかたちで表現しています。
炭素:はじまりのかたち

まだ小さく、はっきりとした役割を持っていない姿。
けれど、その内側には多くのものと結びつき、形や意味を生み出す力が秘められています。
この姿は、「まだ何者でもない炭素」を表しています。
性格イメージ
柔軟 / 静かに受け入れる / 可能性を秘めている
象徴している性質
つながりやすい / 形を変えられる / 多様な結合ができる
一言まとめ
小さくても、可能性は無限。
炭素:完成のかたち

結びつきが重なり、構造が生まれ、世界の一部として機能しはじめた姿。
単なる物質ではなく、周囲と関係を持ちながら形そのものを支える存在になっています。
この姿は、「つながりによって役割を持った炭素」を表しています。
性格イメージ
構造を支える / 応用力が高い / 周囲と関係を築く
象徴している性質
安定した結合 / 複雑な構造 / 世界を形づくる基盤。
一言まとめ
つながりが、世界をつくる。
炭素って、どんな元素?
炭素は、わたしたちの身の回りに数多く存在しています。
姿は違っても、その根っこには同じ「炭素」という元素があります。炭素が特別なのは、ひとつの答えを持たないこと。
だからこそ、世界はこんなにも多様な形をしているのです。
生活の中の炭素
炭素は、わたしたちの身の回りのあらゆる場所に存在しています。
- 木や紙
- 鉛筆の芯
- ダイヤモンド
- 生きものの体
見た目も性質も違いますが、どれも同じ炭素から生まれたものです。
どうして、こんなにちがう姿になるの?
炭素は、ほかのものと手をつなぐのが得意な元素です。
つなぐ相手や、つなぎ方がちがうだけで、木にもなり、石のようにもなり、生き物の体の一部にもなります。
「どういうこと?」と思いますよね。よくある疑問を、順番に見てみましょう。
木の中に、最初から「炭素のかたまり」が入っていたわけではありません。
木は、空気の中の炭素(正確には二酸化炭素)を少しずつ集めて、自分の体をつくっています。
つまり、空気 → 木 → 紙
と、形を変えながら炭素は移動しているのです。
鉛筆の芯は、「黒えんぴつ用の炭素(黒鉛)」でできています。
これは、炭素がぎゅっと並んだ別の形。
木の中の炭素は他の原子と結びついていますが、鉛筆の芯は炭素同士が結びついてできています。
人や動物の体は、とても小さなパーツがたくさん集まってできています。
実は、人の体の中には、体重の5分の1くらいが炭素なんです。
たとえば、体重50kgの人なら、10kgくらいが炭素ということになります。
骨や筋肉、皮ふ、内臓など、見えないところまで、炭素は体のあちこちに入っています。
目には見えないけれど、炭素は生き物の体をつくる大切な材料そのものなのです。
できます。
人は、炭素を取り出したり、別のものとつなぎ直したりしてきました。
その結果できたのが、
- 鉛筆の芯
- プラスチック
- 薬
- ダイヤモンド
同じ炭素なのに、つなぎ方を変えただけで、役割がまったく変わる。これが、炭素のすごいところです。
炭素の性質メモ
- ほかの元素と結びつきやすい
- 結びつき方によって、性質が大きく変わる
- 同じ炭素でも、まったく違う姿をとることがある
炭素は、「これが正解」というひとつの形を持たない元素です。
だからこそ、世界の中で多様な役割を担っています。
この元素をどう表現したか(制作メモ)
- この図鑑では、「なぜこの姿が炭素なのか」を自分で考えられる余白を残しました。
- 炭素は、「かっこよさ」だけで表現すると、どれも正解に見えてしまいます。この図鑑では、見た目の迫力よりも“炭素としての役割”を大切にしました。
かっこいいけれど、それは本当に炭素だろうか。そう考えながら見ることで、元素の見え方が少し変わる。そんな図鑑を目指しています。
ほかにも、こんな炭素がいます
制作の途中で、別の姿の炭素も生まれました。
どれも魅力的で、かっこいい。
見比べながら、「炭素としてどのように表現したキャラクターなのか」考えてみるのも、この図鑑の楽しみ方のひとつです。

炭素を「ぎゅっと固まった存在」として捉えた姿。
単純で強そうな形は、元素としての原始的な印象を表している。

大地のエネルギーとして表現したイメージ。

生き物の中でも、変化の少ない亀のイメージを重ねている。

木や大地と結びついた姿として表現したイメージ。

枝分かれする形は、炭素の多様な結びつきを表している。

ひとつの大きな形になった姿を想像したイメージ。
- このページに登場するキャラクターは、元素の性質やイメージをもとにした、オリジナルの表現です。
- イラスト・動画は、AIを活用して制作しています。







