水素は、水や空気、エネルギーなど、
私たちの身近なところにいつも関わっている元素です。
はじまりの元素
変わりながら、世界をつくる
すべての可能性は、ここから
水素は、いちばん軽く、いちばん最初に生まれた元素。
他の元素と結びつきながら、姿を変えて世界を広げてきました。
このキャラクターは、そんな水素の「はじまり」と「変化」を
イメージして描いています。
水素のかたち(成長段階)
水素は、ひとつの姿に定まらない元素です。
環境や反応によって、性質が表に出たり、姿が変わったりします。
この図鑑では、水素を「成長段階」として描いています。
水素:はじまりのかたち

位置づけ
まだ何者でもない、可能性だけを持った姿
性格イメージ
素直/影響を受けやすい/静か
象徴している性質
軽い/最初の元素/未分化
一言まとめ:すべては、まだ名もない可能性から始まる。
水素:反応するかたち

性質が表に現れはじめた姿
性格イメージ
普段はおだやか/反応すると力を発揮
象徴している性質
反応しやすい/エネルギーを生む/結びつきやすい
一言まとめ:出会いによって、水素は力を持ちはじめる。
水素:広がるかたち

大きなスケールで存在する水素のイメージ
性格イメージ
制御しきれない/圧倒的/静かな存在感
象徴している性質
宇宙・星・大量に存在する水素
一言まとめ:小さなはじまりは、やがて世界を満たしていく。
水素ってどんな元素?
水素(すいそ)は、いちばん軽く、いちばん最初に生まれた元素です。
宇宙ができたとき、最初にあらわれたのも水素でした。
生活の中の水素
水素は、わたしたちの暮らしのすぐそばにあります。
たとえば、
- 水(H₂O)
- 人や動物の体
- 食べ物
- エネルギーのもと
目には見えなくても、水素は毎日の生活の中で、ずっと使われている元素なのです。
水素のふしぎQ&A
水素だけが、いくら集まっても水にはなりません。水素と酸素がつながると、「水」になります。
また、水の中には空気の酸素もとけこんでいて、魚はその酸素をえらで取りこんで生きています。
人や動物の体の中には、たくさんの水があります。その水は、水素と酸素でできています。
たとえば、
- 血や体の中の水分
- 食べ物の中の水分
こうしたものの中に、水素はいつも入っています。
水素は、体の中で水の一部として、体を動かしたり、元気を保ったりするはたらきを支えています。だから水素は、生きものの体の中でも働いている元素なのです。
たとえば、水素が酸素とつながるとき、光や熱のエネルギーが生まれます。
この力は、すでに身近なところで使われています。
- 太陽の温かさ
- 太陽は水素が燃えて(核融合して)光っています。太陽がポカポカ温かいのも、実は水素のおかげなんです。
- ガスコンロの火
- ガスコンロのガスの中にも、水素が隠れています。炭素と手をつないだ水素が、酸素と結びつくときに熱を出しているのです。
火がついたり、あたたかくなったりするのは、水素の力が使われているからです。
水素は、つながることでエネルギーを生み出す元素なのです。
水素の性質メモ
- とても軽い
- 単体より、他の元素と一緒に存在することが多い
- 反応によってエネルギーを生む
水素は、水や有機物など、さまざまな形で世界に存在しています。
ひとりで完結するより、「つながる」ことで役割を持つ元素です。
この元素をどう表現したか(制作メモ)
- 水素は「完成された強さ」ではなく、変わり続ける途中の存在として描いています。
- 見た目がいくつもあるのは、不安定さではなく、可能性の多さを表しています。
- 水素のキャラクターには、炎をまとった姿で描かれているものもあります。
- これは、水素が「燃えやすい」元素であることをイメージした表現です。
ほかにも、こんな水素がいます
制作の途中で、いくつか別の姿の水素キャラも生まれました。水素のイメージを広げる存在です。

まわりを漂いながら、ゆっくりと形を変えていく水素。
軽く、つながりやすい性質を「巡る動き」で表現した姿です。

反応によって、一気にエネルギーを解き放つ水素。
可燃性や反応性を、激しい動きと炎で表現しています。









